2007年02月27日

SMTP/POP対応端末でのメールの送信速度

ウィルコムのSMTP/POP対応端末でのメールの送信速度に対する不満を割と見掛ける人も多いんじゃなかな?エッジeメールに対応して欲しいって声も割と見るけれど、あれに対応しなくても、実は大体のユーザの不満は解消できると思う。最近気付いた事なのだけどな。

基本的に送信した後、すぐ別の操作ができないというのが嫌なユーザが大半なんじゃないかな?送信自体が遅いのが嫌なのではなくて。

これなら、バックグラウンドで送信って機能付ければ、充分対応可能なわけ。これさえあれば、送信した後待つ事なく、すぐ別の操作に移れる。送信失敗の時用に送信失敗時に三回ぐらいリトライ機能付けるとか工夫もできるだろうしね。バックグラウンド受信ができるのだから、ハードの性能などを考えても技術的にも無理って事もない。新しい技術を投入しなくても、現在のハードウェアで充分実現できる。

上ので重要な点をまとめておくと、要望や不満点(メールの送信速度が遅いのが嫌なのではなく、 端末操作にすぐ移れないのが嫌)を見極めて、常識を捨てて、それを解決する方法がないか考える事が大事って事。俺もこの方法に気付いたのは最近で、それまでは、エッジeメールも悪くないなと思ってた。ケータイのメールは送信が終わるまで画面にメッセージを表示しつづけるって常識に囚われていたわけ。

こういう考え方は大事。ちょいと工夫すれば、お金を掛けて新しいもの(エッジeメールは古いものだけど、投入するものがデータ通信速度の向上だと新しいね)を投入したりせずに、不満点を解消できる。気付くのはなかなか難しかったりするけどな。

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枯れた技術の水平思考

ネット上のウィルコムコミュニティ界隈で、ハイエンド(高機能)端末を要望する声をちょくちょく見掛ける。俺個人は金を掛けて最先端の技術を投入した端末より、こなれた技術を使って、小気味良く快適に動作する端末が欲しい。高機能端末を求める声が割と見られるのは、ケータイ端末の価値を単純な性能って軸で見る人が多いって事なんだと思う。

PSPより性能の劣るDSが売れた事で、性能至上主義って考え方は必ずしも正しくはないってのは証明されていると思う。技術オタクにもこの考え方は受け入れられやすいんではないかと。金を掛けて、高性能端末を投入してくる、携帯電話会社に、金の無いウィルコムは、ゲームボーイの開発者の横井軍平氏の提唱した、安くなった技術を工夫して使うという枯れた技術の水平思考って考え方で戦うと良いのではないかなーと。

過去にも単純な技術的には劣る初期のPalmが、マイクロソフトの推す、高性能なPocketPCより支持されたって事もあった。

そんで、高機能端末を欲しがる人達というのは、機能が欲しいんじゃなくて、 デジタルガジェットが欲しい人が多いのではないかなと。でもDSや初期Palmが証明している様にデジタルガジェットは必ずしも高性能でなくとも、成功するわけ。DSなら、新しい遊びや楽しさ、Palmなら動作速度や電池の持ちとか、 みんなに受け入れられる別の評価軸を提供した。こんな風にやれば、充分オタクの心を満たす事は可能って事。心から高機能が欲しいって思ってる人の心は満たせないかもしれないけどね。

DSやPalmは触らないとわかりにくい価値を提供したのだけど、 ウィルコムもそれを広めやすい要素を持っているので、そういう要素で 戦いやすい、まず、最近の主流である、ウィルコム定額プランのユーザの 横の繋がりが強く、口コミで広まりやすいと思われること。そんでネット上のウィルコムコミュニティのユーザ同士も繋がりが強く、口コミで広まりやすいと思われる事。 この二つのグループのユーザ層は違うけれど、カタログスペックに頼らない、価値を広めるのに重要な同じ要素を持っている。

ネット上のウィルコムコミュニティにこの思想を広めるには、 任天堂の岩田社長がWiiの発売前に色々なところ発言したみたいに、ウィルコムの人が性能至上主義じゃないって事を、積極的にメッセージとして出していかないといけないとだろうな。ただ、 前述した様に脱性能至上主義ってのには、任天堂っていう、ウィルコムより 遥かに有名な先駆者がいるので、思想を広めるのは楽チンだと思う。

ちなみに枯れた技術の水平思考の横井軍平氏は既に故人となっている。任天堂退職後にコトという会社を設立して、バンダイと組んでワンダースワンっていうゲーム機を製作中に亡くなられている。コトという会社には横井軍平氏のDNAが受け継がれているそうなので、この会社が企画した、W-SIM端末が見てみたいなと思ったりする。

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2007年02月25日

触ってわかるウィルコムのパケット料金

前回、320Kの意義について書いたのだけど、あれでパケット通信を利用する人が増えると、気付くウィルコムの利点がある。1パケット0.02円、データ定額だと0.01円というパケット料金の安さがそれ。カタログスペックを気にする人が多いのか、上限の4000円ほどばかりが話題になるけれど。

NTTドコモのIRを見ればわかるのだけど、2006年12月時点でのパケホーダイの利用者は約850万人でFOMA全体の四分の一ほどしか居ない。それでパケホーダイ利用者の内、4割は4000円分使っていないってのが、昨年のCEATEC 2006のドコモの石川副社長の講演で明らかにされてる。4000円分が0.2円の4000円分、20000パケットなのか、比較的料金が近い、パケットパック30の0.05円の80000パケットで計算したのかわからないけど。

それで2006年の9月から12月までのFOMA全体のデータARPUは2800円。四分の一がパケホーダイ契約者だから、75パーセントほどのパケホーダイを契約してない人は月2000円ぐらいパケット料金を払っている事になる。1パケット0.1円のパケットパック1000円だと20000パケット。平均の上の方で、月3000円払うと考えて、パケットパック30だと、60000パケット。

ウィルコムのデータ定額だと1050円で10万パケット使える。パケホーダイ契約者の内4割は4000円分使っていないので、ウィルコムのデータ定額に収まる。パケホーダイ契約していない人達の75パーセントほどもデータ定額に収まる。4000円分使ってる人達の中にも10万パケットで収まる人はいるだろうけど、それを考えなくても大体85パーセントぐらいの人達が1050円以下のパケット料金で収まる。パケホーダイ契約していない人達の平均20000パケットで考えると、データ定額を契約しなくても済み、 月400円ほどで収まる。2000円の8割引。ウィルコム定額プランのメール無料の事を計算に入れてないので実際はもっと安くなると思う。

ウィルコムはコンテンツが少ないけれど、利用パケット数を見る限り恐らくパケホーダイ契約してない人達は あまりリッチなコンテンツなどを利用していないと思われるので、ある程度コンテンツが揃っていれば、特に問題無いんじゃないかと思う。

ウィルコム定額プランのユーザは横のつながりが強いので、利用してパケット料金の安さを体感 すれば、安さが口コミで広まる事も考えられる。ウィルコムは定額プランのパケット通信を利用しないユーザに一ヶ月無料とかのなんらかのキャンペーンを行って、キャンペーン後にユーザに携帯電話で利用した場合の料金比較を見せると良いかもしれないね。

posted by DDIポケットの研究。 at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ウィルコム

2007年02月24日

320Kの意義

ITメディア+Dの2006年、最も売れた端末は?ウィルコム編で300Kが一位になってる。 ウィルコム定額プランを利用する人が 折り畳みでカメラが付いてる大きさの手頃な端末として買ったのが勝因だろう。

以下は2chで書込んだ内容と被るところ多いのだけど、あそこ見てない人も多いだろうし、内容を手直しして掲載。 発表当初、WX320Kに否定的な人多かったけど。あれで達成できる事は、 まず、300KのユーザのARPUを上げる事。Java搭載端末のARPUが高くなる事は、 当初似た価格で売られていた、310SAとKの内、310SAの方がデータ通信が多かった事から、途中から値下げされた事から読み取れる。逆に言うと310Kのネット利用者はいまいち通信をしなかったという事。FLASHはあんまり意味がないのだろう(個人的はフルブラウザの常用者というのは少ないと思っている。PCユーザはあんな画面の小ささや通信速度も含めた動作速度の遅さなどから考えると、PCに慣れたユーザはああいう不快な環境でネットを常用したがらないと思う。 非常手段としてはあると便利だと思うけどね)。

次にJavaアプリケーションをゲーム会社なんかに開発して貰いやすくなり、ゲームなどが今よりずっと増やす事ができる。WX300Kの後継として発売されたこの機種は恐らくしばらくすれば9800円で売られる様になるだろうし、沢山売れると思う。Java搭載端末はZERO3を除いた通常端末だと、310JとSAしか無かったわけだけど、一番売れるであろう端末に搭載される事で市場拡大が見込め、ゲームメーカーなどが今までより参入しやすくなる。今でも二機種しか無かったわりにはそこそこゲームが出ていたけど、今後はこれまで以上のソフトの登場が期待できる。これは当然、データARPUの拡大に繋がる可能性が高く、 それを原資に端末に対する機能が追加されるという、 ポジティブスパイラルが期待できる。単純に遊べるゲームが増えるって利点も既存ユーザにはあるよ。

これは俺が地方の人のせいもあって、ちょっと前まで気付かなかったけど、もっとも大事な部分かも。 W-OAM搭載による東名阪ユーザの通信体験(特に音声)の向上。 W-OAM対応基地局はウィルコムの顧客が特に多い、大都市圏である、東名阪を中心に展開されているのだけど、メイン端末へのW-OAMの搭載により、 多数のユーザの音声通話の使用感が向上する。東京などのエリアに不満が少ない地域の不満度が更に減少して、他人に薦めやすくなると思われる。以前、音声定額で、通話時間が30倍に伸びたウィルコムという記事で、音声定額利用者の中にエリアに不満がある人が多いが、それでも他人に薦めたいという人が多かった事が掲載されていた。

まとめるとWX320Kはユーザ層のARPUを引き上げ、音声通話の使用感を向上を狙ったウィルコムに絶対必要な端末って事。FLASHの非搭載や外部メモリスロットの非搭載なんかは安い端末が好まれる事を考えると当然の選択肢かなと。今のウィルコムは音声定額ユーザがいて成り立つのだし、その人達のいるのでZERO3やW-OAMなんかも含めて、ウィルコムが色々投資できたりする。今は、発表当初ほど非難する人はいないと思うけど、もし居たら、上の様な事情があるので、ZERO3の更なる後継なんかもその内でるだろうし、それを期待してゆったり待つと良いと思う。

あとWX320Kの価格だけど、新規でデータ定額込で12800円。六ヶ月以下の機種変更で35800円とW300K並に安い(310シリーズは発売当初(今もか?)六ヶ月以下45000-50000円ぐらいした)ので、300Kの在庫が無くなれば、多分新規で9800円、データ定額込で6800円ぐらいに落ちると思われる。今はJavaなどの付加価値を足した事でちょいと高めでも売れるかどうか実験も兼ねていると思われる。nineは当初高かったけど売れたしね。Javaって面で似た様な付加価値の310SAはダメだったという人がいるかもしれないけど、あれは端末が大きかったりして、320Kとちょいと違う部分があるからちょいと別。データ定額込で12800円で売れる様なら、あんまり価格変更はしないかもしれない。個人的には9800円で売った方が良いと思うけどね。

posted by DDIポケットの研究。 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ウィルコム